ソニー 9.1chワイヤレスデジタルサラウンド ヘッドホンシステム SONY MDR-HW700DSをレビュー
7.1chのアンプを捨てて
7.1chのアンプを使って、スピーカーで7.1chを楽しんでいたのですが、場所をとる割に7.1chを使う場面がないので、アンプとスピーカーを手放すことにしました。
しかし、多チャンネルへの未練があったのでソニーの9.1chワイヤレスデジタルサラウンド ヘッドホンシステム MDR-HW700DSを購入しました。
MDR-HW700DS ソニー 9.1chワイヤレスデジタルサラウンドヘッドホンシステム SONY 価格:45,700円 |
商品概要
この商品はヘッドホンとプロセッサ/トランスミッタという装置が別個にあり、ヘッドホンがワイヤレスになっているものです。
また、世界初(*)9.1ch 3D VPT(Virtualphones Technology)が立体的なサラウンド音場を再現。映画などのコンテンツを大迫力で楽しめるデジタルサラウンドヘッドホンシステム
* 民生用デジタルサラウンドヘッドホンシステムとして(2013年9月5日時点、ソニー調べ)
という売りで、ワイヤレスでは珍しいサラウンドシステムを搭載しています。
ヘッドホン部 *1 | ||
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型式 | 密閉ダイナミック型 | |
ドライバーユニット | 口径50mmドーム型 *2 | |
マグネット | ネオジウムマグネット | |
再生周波数帯域 | 5Hz-25,000Hz | |
インピーダンス | 24 Ω (1KHz) | |
質量 *3 | 約320g | |
ヘッドホン部(その他) | ||
電源 | 内蔵リチウムイオン充電池(DC3.7V ) | |
充電時間 | 約3時間 | |
充電方法 | USB充電 | |
電池持続時間 | 約12時間 | |
プロセッサ/トランスミッタ | ||
到達距離 | 最大約30m | |
エフェクトモード | OFF、CINEMA、GAME、VOICE(STEREO) | |
デコーダー | Dolby TrueHD、DTS、MPEG-2 AAC、Linear PCM 2ch/5.1ch/7.1ch、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、DTS-HD Master Audio、DTS-HD High Resolution Audio、DTS Express、DTS Digital Surround、DTS-ES、DTS 96/24 | |
プロセッサー伝達帯域 | 12-24,000Hz (デジタル入力時 48kHzサンプリング時) | |
出力端子 | HDMI出力 x1 光デジタル出力(角型) x1 |
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入力端子 | HDMI入力 x3、光デジタル入力(角型) x1、アナログ入力(ピンジャック右/左)x1 | |
電源 | 付属ACアダプター(12V, 1500mA) | |
大きさ(幅×高さ×奥行) | 220 X 32 X 157mm | |
オートON/OFF | ● | |
質量 | 410g | |
付属品 | ||
USBケーブル | ●充電用マイクロUSBケーブル(1.5m) | |
保証書 | ● | |
ACアダプター | ● | |
接続ケーブル | ●光デジタル接続ケーブル(1.5m) | |
取扱説明書 | ● |
HDMI対応、4Kパススルー対応なので配線の間に接続し、必要な時だけヘッドホンとして使える
この商品HDMIの3系統入力に対応し、HDMIから音声を取り出すことが可能です。光デジタルを使わないのであれば、そのような使い方が正解だと思います。さらに4Kパススルーなので、4Kモニターに繋いでいるHDMIの間にプロセッサ/トランスミッタを接続することで、必要な時だけヘッドホンを使うという使い方が可能です。
音は鮮明に聞こえるが、サラウンド機能は微妙
やぱり、買う前から疑問だったのはサラウンド機能。その点に関しては微妙です。サラウンドヘッドホンを使ったことはありませんが、ヘッドホンで音の定位をするのは本当に可能なのかと疑いたくなります。
メリットは手軽にヘッドホンを使えること、デメリットはMicroUSBno充電端子
メリットは先ほども書いたようにプロセッサ/トランスミッタをつないでさえおけば、あとはヘッドホンについているON-OFFのボタンを押すだけでヘッドホンが使えること。有線のヘッドホンのように差したり抜いたりが必要ないので手軽に使えます。デメリットははヘッドホンの充電がMicroUSBなこと。ソニーはPS4でもコントローラの充電をMicroUSBにしましたが、今は時代的にUSB-Cだと思います。
全般的には買って良かった
夜にも音を気にせず音楽が聴けるし、全般的には満足です。